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3月度定例会、一般質問 「障がい福祉について」②

2013年3月17日 日曜日

次に大きな項目「障害福祉について」の2番目の質問です。
軽・中度難聴児支援対策の実施についてでございます。

障がい認定基準に達しない軽度・中度難聴児の、聞こえの確保と言語の発達を支援するため、補聴器購入費の助成を行うことでございます。
難聴の場合、幼児期には言語能力の発達に影響を与え、学童期にはコミュニケーション能力の育成や学習内容の習熟に支障をもたらします。補助制度を設けることで補聴器を購入しやすい環境を整え、子どもたちの成長をサポートするものです。障がい者自立支援法では、両耳とも電話の呼び出し音といった70デシベル以上の音でなければ聞こえない場合などには障がい者手帳を取得でき、補聴器購入時に9割の補助を受けることが規定されています。
一方、70デシベル未満から30デシベル(ささやき声程度)までの音が聞き取りにくい中程度から軽度の難聴には補助の対象外で、補聴器は1個数万円以上し子どもの場合は成長に合わせて買い替える必要が生じるため、費用負担から購入をあきらめてしまう親御さんもおられると聞きます。この度は県が今まで支援が受けれなかった軽・中度難聴児補聴器購入費用の一部を補助することへの予算を計上されました。
市としても更に支援して軽・中度難聴児の保護者負担を減らしてあげるべきと考えます。
ここで、二番目、軽・中度難聴児支援対策について一点質問させて頂きます。
① 今まで重度の難聴児のみの支援であったが、県が軽・中度難聴児にも補聴器購入費用の一部を補助する方向性を示しています。市としても考えるべきと思いますが、お考えをお聞かせください。