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3月度定例会、一般質問 「障がい福祉について」①

2013年3月17日 日曜日

3月度定例会において一般質問させていただきました内容をご紹介させていただきます。
「障がい福祉について」①番目、
私は昨年、市民の方からご相談を受けました。
(状況)その内容は、「私は内部疾患があります。満員電車に乗ったとき苦しくて苦しくて仕方なくなり座り込んだが、誰も席を譲ってもらうことができず本当に苦しい思いをしました。何とかできないですか?」とのご相談でした。
このように、見えない障がい、「身体内部に障がいのあるひと」を表した「ハートプラスマーク」というものがあります。
このマークは身体内部(心臓、呼吸機能、じん臓、膀胱、
直腸、小腸、免疫機能)などに障がいがある方は外見からはわかりにくいため、様々な誤解を受けることがあります。
内部障がいの方の中には、電車などの優先座席に座りたい、近辺での携帯電話使用を控えてほしい、障害者用駐車スペースに停めたい、といったことを希望していることがあります。
 このハートプラスマークを着用されている方を見かけた場合には、内部障がいへの配慮についてご理解、ご協力をいただけるというものでございます。
 仙台市では、政令都市としては初めて内部障がい者や内部疾患者の団体である特定非営利活動法人(NPO法人)
「ハート・プラスの会」がデザインされた共通の「ハート・プラスマーク」を使用し、昨年12月から市営地下鉄と市営バスの優先座席付近に「ハートプラスマーク」が表示され、内部疾患などがある内部障がい者から喜びの声があがっているそうです。

また、栃木県小山市では現在、見た目ではわかりにくい発達障がいなどある子どもなどを対象に、“見えない障がいがあることを示すバッチと、子どもの障がい状態などを書き込めるサポートファイルを無料で配布しています。これは「発達障がいなどの子どもがいることを周りに知らせる方が、親子の負担が減るのではないか。ということから、民間団体が作成したハートのかわいい絵の下に「みえない障がいがあります。」とかかれたバッチを導入されました。

ここで、ひとつ大切なことはこの「見えない障がいがあります」のバッチにしても、先に述べた「ハートプラスマーク」を使用されるのは、必要と感じられ希望される方、ご家族、のみでよいということだと思います。そして何より、このマークの意味を理解されている方が少ないためにこのマークの効果が発揮されていないのではないかと思います。
 ここで、大きな項目「障害福祉について」の一番目、「ハートプラスマーク」について3点質問をさせて頂きます。

一点目、見えない障害、内部障がいの方に対する市の取り組みがあればお聞かせください。

二点目、「ハートプラスマーク」に対する市の考えはどうか。お聞かせください。また、見た目ではわかりにくい発達障がいなどがある子どもなどへ“見えない障がい”があることを示す「見えない障がいをもっています」と書かれたバッチなどを活用することに対する市の考えはどうか。お聞かせください。

三点目、「ハートプラスマーク」を活用するにあたって広報・周知に対してはどのようにお考えかお聞かせください