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子どもの安心安全対策について

2013年10月3日 木曜日

次に大きな項目2番目「子ども安心安全対策」についてです。
 学校も夏休みが終わり2学期に入り、子どもたちは元気に登校されていると思います。
さて、先日も三重県朝日市で見つかった遺体が女子中学生の遺体と判明した事件といい、この夏休みも防犯ネットでも子どもに対する事故も多く届きました。
今の社会状勢からも子どもたちを事故や事件という危険に巻き込まれないように子どもたちへの見守りが今後ますます重要であると感じます。
 1点目の質問は通学路の子どもの見守りについてでございます。
通学路の見守りは、保護者や地域の皆さまが見守り活動をして下さっています。地域の皆さまにおかれましては、防犯協会や老人会からもご高齢にもかかわりませず暑い日も寒い日も毎日頑張って頂き本当に感謝いたします。

子どもの見守りとは、子どもの安全を確保するため、一定の時間、一定の場所(学校周辺、通学路、公園など      子どもが日常生活において行動する場所)にとどまるなどして周辺の子どもを見守る活動をいいます。
子どもの見守り活動に、決まった形はありません。「掃除をしながら」「犬の散歩をしながら」「花に水をやりながら」など、日常的なことを子どもたちの活動時間に合わせるなどして、少しの工夫で活動することができます。

東京都品川区では、“83(ハチさん)運動”といって
子どもの通学する時間朝8時くらいと下校する時間3時くらいに、大人はなるべく外で用事、例えば、買い物や道路の掃除、玄関先の花の水やりなどをしながら子どもの存在に意識を向け、子どもを見守ることを生活の一部にしようという運動です。
西宮でも広田地域などは、“ワンワンパトロールとして飼っている犬の散歩を子どもの通学時間に合わせてされています。犬の首輪には「見守りしています。」とわかるよう旗をつけています。子どもたちは何かあった場合も声をかけやすい。と好評であるとお聞きしております。

このように、市としてもいろいろな工夫をしながら子どもたちの見守りに対して市民また地域の意識を高めていくことは危険を近づけないこと、次の世代への引き継ぎに対しても大変重要である思います。
 また、見守りをされている方からご要望をいただきました。
見守りをしているとき持つ旗や誘導棒を、ホイッスル付の誘導・整理棒を使いたいとのことでした。要望者の方がこのようにおっしゃってました。「子どもに何かあったとき、危険を知らせる音で子どもたちや周りに気づいてもらって子どもを助けることができるようにしたい。」とのことです。私は通学路の見守りに対してこのホッスル付誘導・整理棒の必要性を感じます。

それではここで質問させて頂きます。
1つ目、子どもの通学路の見守りに対して市の取り組みを教えてください。

2つ目、例えばハチさん運動やワンワンパトロール、またホイッスル付誘導・整理棒の取り入れなど地域で子どもたちを見守る安全体制の強化についての市の考えをお聞かせ下さい。

次に大きな項目の2番目の子ども安心安全対策についての2点目、小学校の通学路以外の安全対策について質問します。具体的には、今津西線の臨港線から南側道路の安全対策についてです。
 この道路は、小学校の通学路ではありませんが、用海や今津地域から通う真砂中学校の生徒や県立今津高校の生徒、また大阪ガス今津総合グランドのスポーツ教室に通う子どもたちが徒歩や自転車で通う道路です。同じ場所の東側はガソリンスタンドやホームセンターのガレージがあり、車の出入りが多く危険です。このように市内には、小学校の通学路以外にも、安全対策が必要な道路が多くあります。
それでは、ここで質問させて頂きます。
先ほど具体例をあげた今津西線の臨港線から南側の道路は、西側歩道が途中で途切れており、地域住民からは、何度か改善の要望が出ているとても危険な道路です。対策についてのお考えをお聞かせください。また、この道路の他にも小学校の通学路以外の安全対策について、市の方針をお聞き致します。