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注目集まる“夢の再生医療”-命を守るということ!

2013年5月11日 土曜日

 先日4月28日に尼崎アルカイックホール・オクトで、公明党 女性フォーラムがありました。
私は役員として参加させて頂きました。

テーマは、「さい帯血は命のおかあさん」
講師    NPO法人さい帯血国際患者支援の会 理事長  有田 美智世 さん
弁士    参議院議員  山本 かなえ さん   

この講演で有田さんから、昨年9月、公明党 山本かなえ参議院議員が尽力され「造血幹細胞移植推進法」という法律が成立しました。この法律によってさい帯血を研究目的で利用できるようになりました。さい帯血はお母さんと赤ちゃんをつなぐへその緒や
胎盤の中に含まれる血液のことです。白血病など血液難病の方々に移植するために公的バンク(全国8箇所)で保存されています。その中で、細胞数が小さくて移植に適さないものなどは処分されます。
処分されるはずのさい帯血をを患者さんのために使わせてもらいたいと言われたのが、昨年i P S細胞を開発し、ノーベル医学・生理学賞を受賞された京都大学の山中伸弥教授です。
さい帯血から生まれるiPS細胞はすごく優秀で、色んなものになる可能性があるということです。
臨床研究が近い再生医療は、iPS細胞ー神経細胞ーパーキンソン病
             iPS細胞ー網膜・角膜細胞ー眼疾患
             iPS細胞ー心筋細胞ー心疾患
             iPS細胞ー神経幹細胞ー骨髄損傷
             iPS細胞ー血小板ー血液疾患
など、損傷や難病でくるしんでおられる方を助けることができる研究を後押しすることができる。
山中教授も「この法律には、大きな意味を持っている。公明党に心から感謝したい。」と述べておられました。
との講演を聞かせて頂きました。

弁士の山本かなえ参議院議員から、「この造血管細胞移植推進法をつくったことから、iPS細胞研究にさい帯血をつかえるところまで道を開くことができました。次の段階で、さい帯血からiPS細胞をつくって、今度は、例えば、脊髄損傷でありましたら、神経細胞に分化し、分化させてものを人体に移植します。これにより今まで治らなかった脊髄損傷が治る可能性が高くなるわけです。
この移植するところが法律的に担保できていませんでした。ここを担保するために法律案が、この4月26日に参議院本会議でやっと成立させて頂きました。これは、公明党の坂口基副代表の試案をもとにつくられた「再生医療推進法」はiPS細胞(人工多能性幹細)などを使った再生医療を、国民が迅速に・安全に受けられる事を目指すものです。また、財政面で支援することなどを求められています。この2つの法律は、公明党の命を守る!実績としてしっかりと推進して参ります。とご挨拶いただきました。

今回のフォーラムで有田理事長、山本参議院議員のお話を聞かせて頂いて強く感じましたことは、命を守るということは、「スピード」と「一人のひとを守る」という心が本当に大切であるということです。山中教授がIPS細胞という素晴らしい細胞を開発されたものを、いかに迅速に本当に困っている人に安全に使うことができるか、助けられる命を何人救うことができるか、ということ思います。
一人のひとの命を守る!そこから全て始まり、その心の現れが、一人のお母さんと赤ちゃんを結ぶさい帯血です。
さい帯血を使って iPS細胞ができ、たくさんの人の命を救うことができることは本当に素晴らしいことだと感謝と感動でいっぱいです。    夢の再生医療の実現へ命を守る公明党は更に頑張ります。

私もまた、一人の命を守るために全力で走ります・・・!!